富山の魅力として、恵まれた自然や観光資源を挙げる人が多いでしょう。
富山湾や北アルプス連峰などに代表される観光スポットには日本国内のみならず、海外からの観光客も多く訪れます。
このように観光スポットとしての存在感を高めることになった大きな理由が、交通アクセスの良さです。
北陸新幹線が開通したことで、東京からも2時間程度で到着できるようになりました。
そのため、首都圏からの旅行客も毎年増加傾向にあります。

そんな富山県の人口数は2017年時点で108万人ほどと、決して多くありません。
また、財源に関しては、観光業から得られる収入がメインとなっていることも事実です。
そのため、地方創生や地方活性化など、国家主体で取り組む政策への期待が高まっています。

このように不安や懸念すべき点もある富山県ですが、一方で多くの魅力があることも忘れることはできません。
例えば富山県は、全国的に見ても地震発生数や凶悪犯罪数が少なく、安心して暮らすことができます。
加えて、住まいにかかる費用も首都圏と比較した場合、大幅に軽減することができます。
物価も全般的に安いため、生活費も少なくて済むでしょう。
子育てがしやすく働きやすいというのも、富山県に住むメリットです。
いわゆる待機児童はなく、保育園への入園率の高さにも定評があります。
一方で、子どもたちを育てる現役世代の有効求人倍率が全国的に高い点にも注目です。